ステアリング本杢加工

 前期型ハリアーのステアリングはベースグレードが塩ビウレタン製、S・G・EXGパッケージには本革巻きステアリングが付いています。
 ハリアー購入時は本革巻きステアリングに満足していたんですが、後期型Gパッケージが木目調コンビステアリングに変更されていることを知り、いいなぁ〜と羨ましく思ってました。
 前期型オーナーならきっと同じ想いじゃないでしょうか?

 しばらくして、前期型に後期型ステアリングを流用するのも不可能ではないことを知り、それからは流用方法についてネットで情報収集する毎日が続きました。
 後期型ステアリング自体はオークションでの出品も多く、1〜2万円と比較的安値で出品されています(何故か木目のクリアー層が一部はがれている商品が多いですね?)。
 ただ、ネットで検索しても意外にも後期型ステアリングに関してはあまり詳しい情報がありません。
 その代わりGS(アリスト)ステアリングの流用やワンオフステアリング加工という方法もあることを知りました。
 それぞれ次のような特徴があります。

GSステアリング
本杢製で、色も種類があるようです。(本杢と木目調の違いはこの頃は分かりませんでした)
ステアマチックボタンはありますが、使用するには配線加工が必要?
エアバック形状が前期型と異なり、セットでの交換となる。
ステアリング10時と2時の位置に操作性向上のため?こぶのような突起がある。
後期型ステアリング
木目調と本革のコンビで、木目調部分が上下2箇所にある。(他GS、ワンオフは3本スポークに合わせて、3箇所に木目部分があります)
ステアマチックボタンが無い。(後期型はIRバージョン以外はステアマチックの設定がありません)
エアバック形状が前期型と異なり、セットでの交換となる。
ワンオフステアリング
本杢加工で、木目柄もバーズアイメープル、ウォールナット、マカボニー等から選択でき、木目色もブラックや手持ちのウッドパネルに合わせてオーダーすることが可能です。
既存の前期型ステアリングを加工するため、問題なく取り付け可能。エアバック、ステアマチックもそのまま使用可能。

 上記の内容をみて、あなたならどの方法を選びますか?PEKOには幾つか条件がありました。
 まず、ステアマチック機能は残したいです。
 PEKOはステアマチックをまったく使用しませんが、なくしてしまうにはもったいない機能です。
 ギアを手元でUP・DOWNできるなんて凄いと思いませんか?(本当に使用しないけど)
 助手席に友人を乗せてこの機能のことを話すと「お〜凄いね!」と驚いてくれます・・(最近では当たり前ですね)。

 次に、エアバックは後期用がスッキリして見えますが、変更する予算は厳しいので前期用が使用できるとベストです。
 最後に、車の加工等に関する技術に乏しいPEKOにとって「加工」とは、専門業者や整備士免許をもったごく一部の人ができるものだと考えていました。
 しかも、車の挙動、安全性に関わる部分なので「加工」を要するステアリングは不可です。
 この条件に合うのはワンオフステアリングしかないですね。

 早速該当する業者を探すと一番に目に留まったのはドレスアップ雑誌でも広告を見かける「FKD」です。あなたは聞いたことありますか?トヨタ系ディーラーのステアリング加工も請けているそうで信頼できますよ。
 さて、ワンオフの方法を選んだわけですが、PEKOにとって「ワンオフ」とは「こだわり→高額→敷居が高い」というイメージが強くあり少し心配でした・・。
 でも、FKDさんは細かい質問、問い合わせを何度も繰り返したにも関わらず親切で、加工内容・取引内容についてまで詳しく教えて頂きました。

 注文の決め手は「加工完成品を弊社から送り、装着後に従来のステアリングを返す方法がある」ことです。
 ステアリングがないと加工中(約一ヶ月)はハリアーに乗れないことになり、とても不便です。
 FKDではトヨタ系のステアリングは用意できるらしく、ハリアーももちろんOKとのことでした。
 注文内容は「ハリアーのウォールナット木目柄に合わせての加工」をお願いしました。

 そして一ヵ月後・・届きました!一刻も早く取り付けたいです!
 FKDさんに事前に教えて頂いた取付け方法のメモと整備書を見ながらの作業開始です。
 作業はエアバックを外してステアリングを引き抜くだけなのでPEKOにも可能だと思っていたんですが、どうしてもステアリングが抜けません。
 堅くかみ合っている場合があるとも聞いていましたが、これは尋常ではない堅さです!

 シートを最後部によせ、ステアリングを持ち、全体重とこん身の力を込めて引く!引く!引きます!・・無理です・・。
 PEKOは力はあるほうですが、これ以上はステアリングが変形しそうな予感がしたので断念しました。
 バッテリーを切った暗い車内で2時間もがんばったのに・・しかたないのでオートバックスで交換をお願いしました。
 持ち込みの取付けは工賃が高く7,000円・・予想外の出費です
 どうにか無事に交換し、装着後の感想ですが・・純正でコンビステアリングが付いていたかのような自然な仕上がりです!
 素人目ですが加工品の出来は自動車メーカーと同レベルだと思います。

 木目色に関しては特に指定しなかったので、当時装着していた前期型パネルとも後に交換したRX300用の本杢パネルとも少し異なります(もちろん指定していれば色は似せられたと思いますよ)。
 当時は本杢の意味もわからず、RX300用の本杢パネルなんてもんがあるのも知りませんから・・。
 どちらかと言えばRX300用の後付づけ本杢パネルの色に近い感じですね。
 本杢は光の当たり方によって見え方がずいぶん違うため一概には言えませんが・・。
 この木目色だけは気にしている点です。

 質感自体はかなり良いので、木目色を指定していれば・・悔やまれるところです。
 これからワンオフステアリングを検討している方は、今後のドレスアップをよく考えてから注文しましょうね。

 最後ですが、操縦性は・・変化なしです(当然)。
 PEKOには高価な加工品が付いていると考えると、むしろ元々の本革ステアリングの方が気軽で運転しやすいかもしれません。
 手触りも堅い加工部分よりも、どちらかというと本革のほうが手に馴染む気がします(これは好みですね)。
 しかし、これらのデメリット?を差し引いても有り余るほどのドレスアップ効果がありますよ!



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